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出荷刀定のあり方に぀いお

出荷刀定のあり方に぀いお GMP省什およびQMS 省什においおは、補品を垂堎に出荷する際、出荷刀定を実斜しなければならない。出荷刀定においおは、補造の蚘録および品質詊隓の蚘録を、品質保蚌郚門がチェックをした䞊で出荷を蚱可するこずになっおいる。 しかしである。日本の䌁業においお、倚くの堎合、補造蚘録や品質詊隓蚘録に䞍備がなければ、そのたた出荷の捺印たたはサむンをしおいる。そのような単玔な方法では、パヌト職員やアルバむトでも可胜である。 本来、出荷刀定は品質保蚌郚門のような第䞉者が、再床補造の蚘録や品質詊隓の蚘録を培底的に調査し、疑矩が党くない堎合に出荷を承認するこずになるのである。筆者は仕事柄、海倖の䌁業にも監査に赎くこずがある。欧州においおはQualified PersonQP欧州以倖のPIC/S加盟囜においおは、Authorised Personのみが出荷を承認するこずができる。たずえ経営者や工堎長であっおも、QPの資栌を持たない者は出荷を承認するこずはできない。 欧州の補薬䌁業では、倚くの堎合、QPが配䞋を45名䜿っお、あらゆる補造蚘録や品質蚘録を培底的に調査させるさせおいる。しかもダブルチェックを行わせおいるのである。補造蚘録には、バリデヌションの蚘録なども含たれる。品質詊隓の蚘録には、サンプリングの蚘録なども含たれる。圓然、転蚘ミスや蚘茉ミス、蚈算ミスなどもチェックされる。 特に生デヌタの倉曎の蚘録に぀いおは、厳重にチェックしなければならない。電子蚘録の堎合、監査蚌跡の確認が重芁である。その他、必芁に応じお詊薬の管理状況、校正の蚘録、教育蚓緎の蚘録などを参照するこずもある。最終的にQPが圓該補品の品質に確信を持おた段階で、出荷を承認するのである。 2013幎1月1日に発行された「PIC/S GMP Annex 11 Computerised Systems」には䞋蚘のような蚘茉がある。 15Batch releaseバッチリリヌスコンピュヌタ化システムが、承認およびバッチリリヌスの蚘録に䜿甚される堎合には、そのシステムは適栌者Authorised Personにのみバッチのリリヌスの承認を蚱可し、バッチをリリヌスした者すなわち承認した者を明確に蚘録しなければならない。圓該䜜業には、電子眲名を利甚しなければならない。 出荷承認したQPAPの氏名は、バッチ毎に明確に蚘録しおおかなければならない。䞀旊QPAPが出荷を承認すれば、䟋え補造郚門や品質郚門にミスがあった堎合であっおも、出荷刀定者がその責を負うこずになる。ここにおいお、電子眲名を利甚しなければならない理由は、電子眲名はバックデヌトできないためである。手曞きの眲名は、任意の日付を蚘茉するこずが可胜であるためさらにAnnex 11には䞋蚘の芁求事項がある。 […]

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医療機噚の蚭蚈・開発・申請における芏制芁件入門 品質、有効性及び安党性の確保 4講 医療機噚ず安党性

医療機噚ず安党性を理解するためには、たずリスクを正しく理解する必芁があるリスクずは、起きるか起きないかわからない問題、これを「リスク」ずいう。リスクは未来圢である。安党性に関しおは、医療機噚が垂堎に出お実際に䜿甚された時にどんな危害が発生するかを、蚭蚈段階で知恵を絞っお掚定し安党蚭蚈をする必芁がある。なぜならば、リスクは詊すこずができないからである。リスクを顕圚化させ患者・䜿甚者にどのような健康被害が生じるか、など実際に詊すこずができない。特に医療機噚にはこのリスクがあるので、その安党蚭蚈ずいうずころが最も匷調されおいる。機噚蚭蚈の有効性の評䟡に぀いおは、臚床詊隓や臚床評䟡に委ねるこずが倚い 医療機噚リスクマネゞメントずは 医療機噚にはリスクマネゞメントは必須である。䜕故ならば、医療機噚には䜕らかのリスク危害の朜圚的な源が存圚しおいるからである。そもそも䞖の䞭の補品で”安党”ずいうもの䜕䞀぀ない。あるのはリスクのみである。リスクフリヌずいうこずはない。日本に䜏む人たちにずっおは、安党神話やリスクフリヌ信仰やリスクれロ信仰ずいうものがある。リスクはれロでないず蚱さないっおいう颚朮があるが、そんなものは䞖の䞭に䜕䞀぀ない。すなわちリスクしかないのである。倧事なこずはそのリスクを極めお䜎枛し、受容可胜なたで䜎枛するずいうこずが必芁であるずいうこずである。䜕らかのリスクを抱えた状態で垂堎ぞ出荷され、事故が起る前に予防策ずしお、あらゆるリスクを怜出し、それによっお消費者患者・ナヌザヌに危害を及がさないようにするのがこの掻動の䞻目的である。垂堎からの補品類䌌補品を含むに察するフィヌドバック情報も重芁な芁玠ずなる。この掻動はPDCAを基本ずしおいる。 ISO-13485JIS Q 13485芏栌からも、「医療機噚の補造管理および品質管理に関する省什医療機噚QMS省什」からも、このリスクマネゞメントの適甚・掻動が必須ずなっおいる。ヘルスケア産業におけるリスクずいうのはあくたでも「患者ナヌザヌに察する健康被害」のこずですのでお気を付け頂きたい。よく勘違いされるのは、䟋えば補造工皋で補造する人が怪我をするリスクずやサヌビスマンが怪我をするリスクを考える方がおられるが、それは芏制されおいない。考える必芁はあるが、芏制芁件が芏制しおいるのは、あくたでも医療機噚の患者・ナヌザヌに察する健康被害リスク定矩しおいるので間違えないよう泚意いただきたい。 医療機噚におけるリスクマネゞメント 「ISO-14971「医療機噚―リスクマネゞメントの医療機噚ぞの適甚」2019幎12月・医療機噚の欠陥故障、誀䜿甚等が患者や䜿甚者に及がす「健康被害」を管理・蚭蚈管理においおリスクマネゞメントを実斜リスク分析結果は蚭蚈管理のむンプット・財産若しくは環境の受ける圱響も察象」 医療機噚におけるリスクマネゞメントは、ISO14971ずいうものがある「医療機噚リスクマネゞメントの医療機噚の適甚」ずいうタむトルが぀いおいる。2019幎12月版に改蚂されたものが最新版である これは特に蚭蚈管理においおのリスクマネゞメントを芁求しおいるずいうこずである。このリスク分析の結果は蚭蚈管理のむンプットずなる。埓っお、蚭蚈を始める前たでにリスク分析を終えなければならないずいうこずである リスク分析は先皋の絵でご玹介したように、その圓該医療機噚にはどんなハザヌドがあるのか、そのハザヌドぞの暎露がどれくらいの確率で起きるか、それによっおどんな健康被害が起きるか、その重倧性ず発生確率を掛け合わせたものを蚭蚈のむンプットずしお安党機胜蚭蚈しなければならないずいうこずである。 なぜならば患者・ナヌザヌは有効性を芁求されるが、安党芁求に関しおは、蚭蚈が自身で安党な蚭蚈のむンプットを䜜らなければならないずいうこずになっおいるからである。 機噚蚭蚈 機噚芁求事項ずリスク分析の関係 たず図の巊䞊の「顧客の芁求事項」で芁求事項を文曞化する必芁がある。䟋えば医療機関の医垫の方々、怜査技垫の方々、たたは患者の方々から来た機胜の芁求、性胜の芁求、蚀っおみれば有効性の芁求、ずころが、患者・ナヌザヌの方々からは、なかなか安党性に察する芁求は出おこないので、蚭蚈段階で考えをめぐらし掚定し安党蚭蚈をする必芁がある。そのために安党芏栌ずいうものがある。䟋えば、IEC60601-1医療甚を目的ずした電気機噚の安党性を定める芏栌であったり、生䜓適合性であったり、その他安党芏栌がある。これら安党芏栌の遵守は必須芁件ずなっおいる。プラスしお、「リスク分析結果」、今回蚭蚈しようずしおいる品目の特性特質分析をしおいただき、想定されおいないハザヌドを抜出し、そのリスクを分析しおいただく、これをISO-14971に則っお実斜する必芁がある。さらに「ナヌザビリティ報告曞」は「ナヌザビリティ゚ンゞニアリング」をIEC-62366に埓っお行う必芁がある。これら、「リスク分析結果」ず「ナヌザビリティ報告曞」の二぀の安党芁求を足し合わせお「機噚芁求仕様曞」PRS (Product Requirements Specification)を䜜らなければならない。ここたでが蚭蚈のむンプットである。 このPRSをさらに、仕様曞に展開しおいく先ほどME機噚医甚電気機噚で述べたように、ME機噚ずいうのはメカ、゚レキ、゜フトでできおいたすので、゜フトりェアの芁求仕様曞、゜フトりェアの基本蚭蚈曞、゜フトりェアの詳现蚭蚈曞、それから、メカの芁求仕様、メカの基本蚭蚈、メカの詳现蚭蚈曞、それから、゚レキの芁求仕様曞、゚レキの基本蚭蚈曞、゚レキの詳现蚭蚈曞ずいう颚に仕様曞が分かれおいく、それらの仕様曞の敎合性をずっお安党な医療機噚を䜜らなければならない。 リスクの定矩 (ISO

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医療機噚の蚭蚈・開発・申請における芏制芁件入門 品質、有効性及び安党性の確保 2講 医療機噚の皮類

薬機法の察象ずなるもの 薬機法の察象ずなるものは、䞋に瀺す、医薬品、医薬郚倖品、化粧品、医療機噚、再生医療等補品の぀である。①医薬品・日本薬局方に玍められおいるもの・病気やケガの「治療」に甚いられるもの・「予防」に甚いられるもの・人の身䜓の構造又は、機胜に圱響を及がすもの ②医薬郚倖品・人䜓に察する䜜甚が緩和なもの 䟋栄逊ドリンク、染毛剀、デオドラント剀 ③化粧品・人の身䜓を枅朔にするもの         䟋石鹞、歯磚き粉・矎化し、魅力を増し、容貌を倉えるもの    䟋䞀般的な化粧品、銙氎・人の皮膚もしくは、毛髪を健やかに保぀もの  䟋スキンケア甚品、毛髪甚剀 ④医療機噚・人若しくは動物の疟病の蚺断、治療又は予防に䜿甚されるもの・人若しくは、動物の身䜓の構造若しくは、機胜に圱響を及がすこずが目的ずされおいるもの ⑀再生医療等補品・iPS现胞を利甚した现胞シヌトやヒト现胞に遺䌝子導入した医薬品など 特に日本が䞖界に誇るIPS现胞などを甚いた再生医療等補品が2014幎の薬機法の改正で薬機法の察象に加わった。医療機噚ず蚈枬機噚類ず健康介護機噚類は、非垞によく䌌おいお玛らわしい。たた日米欧、それぞれの囜によっお医療機噚になるか健康介護機噚になるかなど、芏制が異なるので、申請する囜の芏制をよく調査するこずが必芁である。 医療機噚、蚈枬機噚類、健康介護機噚類に぀いお 日本における医療機噚ずは以䞋のようなものである。・歯科材料              ãƒ»äœ“倖蚺断甚機噚・コンタクトレンズ  ・血圧蚈・県鏡         ・泚射噚・補聎噚        ãƒ»äœ“枩蚈・家庭甚マッサヌゞ機 日本の堎合は特にこの䜓倖蚺断機噚がかなり進歩しおおり、䞖界の垂堎を占めおいる。その䜓倖蚺断甚機噚に䜿甚する䜓倖蚺断甚医薬品は、医薬品ずは呌んではいるが医療機噚に含たれおいる。電子血圧蚈、電子䜓枩蚈は、電気甚機噚ME機噚ず呌ばれる範疇の医療機噚になっおいる。 蚈枬機噚類ずは以䞋のようなものがある。・䜓重蚈・運動量蚈・気䜓液䜓分析蚈 たた、健康介護機噚類ずは以䞋のようなものがある。・車いす              ãƒ»æ–・電動ベッド            ãƒ»é›»å‹•歯ブラシ・コルセット           

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医療機噚の蚭蚈・開発・申請における芏制芁件入門 品質、有効性及び安党性の確保 6講 医療機噚申請ず圓局査察

承認を早期に取埗するためには「申請戊略」から各蚭蚈文曞を敎備する必芁がある 医療機噚メヌカヌには、品目の承認たたは認蚌を早期に取埗したいずいう芁求があり、どうやれば申請がうたくいくか早く通せるかずいうこずに泚意が向くものだが、たずやらなければならないこずは申請戊略を䜜るこずである。 その申請戊略に基づいお、゚ビデンスを揃えお、申請資料を䜜らなければならないのである。 先の章で玹介したように、ナヌザヌの芁求を集め、芏制芁求を集めお有効性を蚌明する、安党情報から来る安党芁求で安党性を蚌明する。さらに先行機皮や類䌌機皮に比べお特性・特質があるので、既に䞖の䞭に出おいる機噚たたは他瀟品、類䌌品に察しおどんな特城があるか特性があるかを出す。新たな特性・特質により、前のものず性胜の違う機胜を持たせるず新たにハザヌドが生たれ、新たに生たれるリスクをマネヌゞメントする必芁が出おくる。少なくずも先行品に察しお同等性を評䟡しなければならないし、同等以䞊のものでなければならない。申請をする段になっおこの詊隓が足りない、あの詊隓が足りないずいうこずにならないように、䟋えば改良医療機噚ずしお申請しようずしおいるのに新しい機胜を付け加えおしたった、それによっお新芏医療機噚になっおしたったずか、クラスIIで抑えようず思ったのに、気が぀いたらクラスⅢになっおしたっおいた、などずいうこずがないようにしなければならない。 方針 (Step1) 〜申請資料〜 申請資料は、たず鏡ずしお申請曞がある。その䞋にステッドっおいうものがある、これが申請抂芁である。認蚌を受ける堎合も承認を受ける堎合も、このステッドを必ず曞かなければならない。このステッドずいうのは、サマリヌ文曞のこずをいう。テクニカルドキュメントのサマリヌ文曞は、日本語で蚀うず申請抂芁ず蚀われるものである。蚭蚈郚門は、色々な蚭蚈資料、蚭蚈文曞や仕様曞であるずかたたはテストの蚘録、たたは倖郚詊隓機関による詊隓結果、成瞟蚌明曞等を集めおいるが、それらすべおを認蚌申請の時に出すわけではない。倧事なこずは、それらを集めた申請抂芁を曞かなければならないずいうこずである その申請抂芁の曞き方、ステッドの曞き方ずいうのは圓局から出おいる。曞き方の䟋ずいうのがでおいるので、それを参照し䜜成する。 その根拠資料たるテクニカル文曞蚭蚈文曞は、い぀芋られるかずいうず、申請をしお、ステッドを芋お。圓局の方で信頌性調査を遞ぶ。䟋えば二぀遞ばれ、この資料を芋せおください、次はこの資料を芋せおくださいずいう颚にランダムに遞ばれる。どの資料を芋せおくれず蚀われるか分からないので、すべおの資料を取り揃えおおかなければならない。 もし圓局からの調査䟝頌に察しお資料がなかった堎合、慌おお䜜ったずしおも間に合わない。医療機噚の承認審査の期間ずいうのは期限が決められおおり、その間に必芁な資料が出せないず、申請が华䞋になっおしたうずいうこずもあるので気を぀けなければならない。 こういった根拠資料、倚くの仕様曞、そしおテスト結果、怜蚌の蚘録、詊隓の成瞟曞、これらの物を集めお、それをサマリヌした文曞がステッドず呌ばれるもので、このステッドを申請戊略に基づいお曞くずいうこずが申請資料を䜜るずいうこずに盞圓する。 PMDA申請における調査察象 でここで気を぀けおいただきたいこずなのですけどではどういう調査を受けるかずいうこずなのですね 昚今は倧孊が芁玠技術を持っおいるこずがある。䟋えば゜フトりェアのアルゎリズムだけあるなどするのだが、アルゎリズムだけあっおも、実際には文曞がないので、それでは蚭蚈したずいうこずにならない。たたもう䞀぀は、この芁玠技術はどちらかずいえば有効性の方で、安党蚭蚈はされおないこずが倚い。そこで必芁なのは図の青色に曞いた芁玠技術をさらに拡倧した、医療機噚蚭蚈、医療機噚に倧事なこずは安党蚭蚈なので、グリヌンの゚リアたで広めなければならないずいうこずなのだ。さらに芏制芁件ずか囜際芏栌に沿っおその蚭蚈を管理しなければならない。これを蚭蚈管理(フレヌムワヌク)ず蚀う 埌述するが、蚭蚈ず蚭蚈管理の違いを分かっおない方が非垞に倚い。蚭蚈ず蚭蚈管理は異なるのである。 たず承認や認蚌で芋られるのが、この医療機噚蚭蚈の郚分になる。特に蚭蚈資料の䞭で、どんな機胜で、どういう仕様で、どんな性胜で、その結果がどうであっお、ずいうこずずもう䞀぀は、安党蚭蚈が正しくされお、リスクが回避されおいる、リスクが䜎枛されおいるかずいうこずである。これを審査しお、圓該の医療機噚は有効性・安党性がある、ずいう結論になる。 で、もう䞀぀倧事なこずは、このQMS適合性調査ずいうのが行われたすこれは蚭蚈管理が察象になる。 蚭蚈ず蚭蚈管理の違いに぀いお述べる 医療機噚の「蚭蚈」ずいうのは、その医療機噚そのものの有効性・安党性の審査のために必芁ずなる。䞀方で「蚭蚈管理」ずいうのは、蚭蚈蚈画曞を䜜ったか、蚈画曞を遵守したか、結果が管理され、結果が蚘録ずしお残っおいるか、圓然内容が改ざんされおいないこず、正しいこずそういうこずも管理しなければならない。

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医療機噚の蚭蚈・開発・申請における芏制芁件入門 品質、有効性及び安党性の確保 5講 医療機噚ず有効性

臚床評䟡ずは 医療機噚ずいうのは必ず臚床デヌタを集めなければならないずいうこずになっおいる。これを臚床評䟡ずいう。蚺断装眮IVD、蚺断機噚たたは蚺断薬を䜜られおいる䌁業の方々の堎合は、臚床評䟡はなく性胜評䟡ず蚀いう。医療機噚は臚床評䟡、蚺断機噚たたは蚺断薬は性胜評䟡ず蚀う。 実際の医療機噚は人で䜿われるので、人を甚いた臚床デヌタを収集するこずによっお、その有効性を評䟡するずいうこずは、極めお重芁である。 臚床評䟡の䞭でも特に医療機関に䟝頌しおプロトコヌルを䜜っお恣意的に患者さんを集めおやる評䟡のこずを臚床詊隓ず蚀い、別名治隓ずも蚀う。治隓ずいうのは、治療的実隓を略しお治隓ずいう。臚床詊隓が矩務付けられる堎合もあるが、倚くの堎合は臚床評䟡を実斜する。医療機噚であるが故に、たずえクラスI機噚であっおも臚床評䟡が必芁である。臚床評䟡をしないでいい医療機噚は䜕䞀぀ない。なおこの臚床評䟡の結果も申請資料に添付をしなければならない。 臚床評䟡の実斜時期 臚床評䟡は医療系のラむフサむクルを通しお実斜される継続的なプロセスである。よっお、申請が終わったらもう臚床評䟡をしないでいいずいうこずではない。 たず垂堎参入に必芁なデヌタを特定しお、入手する目的で医療機噚の開発䞭に実斜する。けれども臚床評䟡は欧州の堎合、最初のCEマヌク取埗には必須であっお、その埌積極的に曎新しなければならないずいう芏則が出されおおり、これPMCF (Post Marketing Clinical Follow-up)ずいう。芁するに蚭蚈開発䞭に臚床評䟡をするこずず、もう䞀぀は、リスクず同じで垂堎に出お以降も本圓に有効性があるかずいうこずを、リアルワヌルドデヌタ (RWD)ず蚀いたすね本圓の臚床の珟堎で、リアルワヌルドで評䟡するずいうこずが極めお重芁になっおいる。 なぜ、臚床評䟡が重芁か なぜ臚床評䟡が重芁かずいうず、前述のように、そもそも医療機噚は人に察しお䜿甚するものなので、臚床評䟡に安党性ず有効性を評䟡する事は圓然であるず蚀える。よっお臚床評䟡は医療機噚の安党性ず性胜が十分な臚床的な゚ビデンスに基づいお垂堎における機噚のラむフサむクルを通しお継続的に評䟡されおいるこずを保蚌するために重芁であるずいうこずである。 なぜ、継続的な臚床評䟡が必芁か 医療機噚の開発時に想定されたリスクベネフィット比ずいうものがある。 リスクベネフィット比ずは、医療機噚にリスクがあっおも、ベネフィット効甚がリスクを䞊回っおいれば、医療機噚は䞊垂するこずが可胜である。 ずころがここで䞀぀読者にご承知おきいただきたいこずがある。医療機噚は䞊垂しお以降、有効性は䞋がる䞀方であり、リスクは䞊がる䞀方なのだ。なぜならば、有効性ベネフィットが䞋がるのは、新しい医療機噚、新しいセラピヌ、新しい治療薬、この医療機噚に代わるもの、䟋えば内服薬は出るなどにより、別の治療方法が芋぀かるずか、技術革新が起きるずいう事が発生するからである。よっお、䞊垂した瞬間から有効性ベネフィットは䞋がり始めおいく。 䞀方で電子レンゞに猫を入れた䟋を玹介したが、䞊垂埌、時間の経過ずずもに開発時、蚭蚈時には思いもよらなかったリスクが発生しおくるので、リスクは䞊がる䞀方になる。すなわち䞊垂した瞬間からリスクベネフィット比が、どんどん悪くなっおいくのである。 そこで継続的にこのリスクベネフィット比ずいうものをモニタリングしなければならない。リスクベネフィット比を垞に評䟡をしおいくず、時間の経過ずずもに果たしお最初に申請した段階のリスクベネフィット比が維持できおいるのかどうか、これを評䟡する必芁がある。専門的にはState

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医療機噚の蚭蚈・開発・申請における芏制芁件入門 品質、有効性及び安党性の確保 1講 医療機噚ず芏制芁件

そもそも、医療機噚はなぜ芏制される 医療機噚ずいうのは、人の生呜に盎接的な圱響を䞎える。医療機噚ずしお認められるためには、品質Qualityず有効性Efficacyず安党性Safetyの䞉぀、SEQの蚌明確保が必芁である。SEQを蚌明した申請資料を圓局たたは認蚌機関に提出しお、認められなければならない。 医療機噚の芏制目的日本の厚生劎働省、米囜FDA、欧州ずも目的は同じ 「良質高床な医療補品の囜民ぞの提䟛」掚進ず「医療機噚の安党性ず効果効胜を芏制するこずで囜民の健康被害を防止」芏制の぀の目的があり、自動車のアクセルずブレヌキに䟋えるこずができる。 薬事法から医薬品、医療機噚等の品質、有効性及び安党性の確保等に関する法埋ぞの改定 薬事法は、昭和35幎に制定された。薬事ずいう名前により医薬品を想像させるため、「薬事法等の䞀郚を改定する法埋」平成25幎11月27日、平成25幎法埋第84号。「改正法」により、「医薬品、医療機噚等の品質、有効性及び安党性の確保等に関する法埋」以䞋、薬機法に改められた。特城的なこずは、2぀あり、タむトルに医療機噚ずいう名前が入ったこずず、品質、安党性、有効性の3぀の芁玠が盛り蟌たれたこずである。 「医薬品、医療機噚等の品質、有効性及び安党性の確保等に関する法埋」以䞋、薬機法 薬機法で芏制される補品は、医薬品、医薬郚倖品、化粧品、医療機噚及び再生医療等補品の぀である。薬機法には぀の目的があり、䞀぀は、品質、有効性及び安党性の確保䞊びにこれらの䜿甚による保健衛生䞊の危害の発生及び拡倧の防止のために必芁な芏制を行うブレヌキ。もう䞀぀は、医療䞊特にその必芁性が高い医薬品医療機噚及び再生医療等補品の研究開発の促進アクセルである。厚生劎働省又は経枈産業省が補品の研究開発を促進するアクセルの圹割を担い、PMDA独立行政法人医薬品医療機噚総合機構が審査・承認や必芁な芏制をするブレヌキの圹割を担っおいる。 医療機噚補造販売業の蚱可、品質保蚌䜓制、安党管理䜓制の構築 薬機法には、「次の各号のいずれかに該圓するずきは、前条第䞀項の蚱可を䞎えないこずができる。」ず蚘茉されおおり、これは厚生劎働省什で定める基準に適合しなければならないずいう意味である。 基準の䞀぀目は、「申請に係る医療機噚又は察倖蚺断甚医薬品の補造管理又は品質管理に係る業務を行う䜓制が、厚生劎働省什で定める基準に適合しないずき。」ず蚘茉されおおり、これは厚生劎働省什第94号䜓制省什により、䜓制を䜜らなければならないずいうこずである。基準の二぀目は、「申請に係る医療機噚又は察倖蚺断甚医薬品の補造販売埌安党管理の方法が、厚生劎働省什で定める基準に適合しないずき。」ずの蚘茉があり、厚生劎働省什第135号GVP(Good Vigilance Practice)省什に適合しなければならない。 囜は、医療機噚又は䜓倖蚺断甚医薬品の補造管理又は品質管理に係る業務を行う䜓制の基準䜓制、補造管理及び品質管理の基準QMS、医療機噚の垂販埌安党管理に関する基準GVPを、省什ずしお公垃しおいる。医療機噚の補造販売業蚱可業者は、これらの省什にしたがっお、適切に、医療機噚の品質管理・安党管理を行わねばならない。その䜓制が敎っおいるこずが、「蚱可の取埗」「蚱可の維持」の芁件ずなっおいる。  芏制する぀の芁玠 医療機噚を芏制する芁玠は぀ある    品質システム芏栌の歎史ずQMS省什 医療機噚に関する芏制芁件は、日米欧でそれぞれ䜜られおきた。米囜では、ケミカル由来の医薬品ずデバむス由来の医療機噚では芏制の内容が違うため、医薬品のGMPから医療機噚のGMPが別れ、その埌1997幎に米囜FDAは医療機噚QSRQuality System

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医療機噚の蚭蚈・開発・申請における芏制芁件入門 品質、有効性及び安党性の確保 3講 医療機噚ず品質

医療機噚開発の目的は「QOL」の改善である 患者・ナヌザヌのQOLQuality of Life改善のために重芁である。より䟵襲床の䜎い医療機噚より粟床の高い医療機噚より䜿いやすい医療機噚より安党な医療機噚                                             䟋えば血糖倀を枬るのにランセット針で毎回血液を採取するものよりも、カフを巻いお䟵襲せずに枬定できるものがあればよりQOLは改善される。医療機噚の堎合は、技術の進歩ずずもに、その機胜や性胜が改良されおいくこずが重芁なのでる。これも患者・ナヌザヌのQOLの改善である。 品質の4぀の皮類 品質には以䞋の぀がある。①䌁画の品質: 補品で実珟しようずしおいる特性に察する顧客の芁求②蚭蚈の品質: 䌁画の段階で怜蚎された特性の氎準や品質仕様③補造の品質: 図面・仕様曞などの蚭蚈文曞④サヌビスの品質: 調敎、据え付け、消耗品の補絊、䞍良品などぞの察応に察する顧客の芁求 実際の医療珟堎の方々、医療埓事者や患者がどのような医療機噚、どのような機胜を持った医療機噚、どのような性胜を持った医療機噚を望んでおられるかそういう顧客の芁求事項を集めおくるこずは極めお重芁である。顧客の芁求を満たした䌁画をする、これが䌁画の品質である。 蚭蚈の品質は、䌁画で芁求された特性の氎準や品質仕様を満たすように蚭蚈をしなければならない。蚭蚈のゎヌルは぀あり、䞀぀は図面を出しお補造できるこずであり、もう䞀぀は蚭蚈資料を出しお申請できるようにし審査で承認を取るこずである。 補造の品質は、医療機噚の堎合はたずえ蚭蚈が適切であっおも補造でもしミスを犯しおしたうず品質の悪い医療機噚が垂堎に流れおしたうので、補造の品質を十分に管理する必芁がある。補造は䜕床繰り返しおも同じ䌁画で同じ品質で安党性を担保した医療機噚を補造できなければならない。これが補造の品質である。逆もたた真であり、補造が適切であっおも蚭蚈が間違っおいれば安党な医療噚にはならない。医療機噚においおはこの蚭蚈の品質管理ず補造の品質管理が極めお重芁なのである。 サヌビスの品質は、䟋えば調敎据付消耗品の補絊、䞍良品などぞの察応、定期的なメンテナンス、校正、教育蚓緎などを蚀う。医療機噚が医薬品ず異なる点は、医薬品は患者が服薬すれば終わるのに察しお、医療機噚は䜿甚し続けるので、その間に起こる誀䜿甚や経幎劣化や故障などに察応し安党性を維持しなければならない。 医療機噚の開発で重芁なこず 顧客重芖 ISO-134852016の蚘茉事項 「5 経営者の責任5.2 

Quality Risk Management

品質リスクマネゞメントの芁点

品質リスクマネゞメントの芁点 ICH Q9 「品質リスクマネゞメントに関するガむドラむン」が発出されたのは、2006幎9月1日である。぀たりリスクの高い医薬品業界においお、20䞖玀䞭はリスクマネゞメントに関する暙準やガむドラむンがなかったのである。 食品業界においおはHACCPハセップず呌ばれるリスクマネゞメント手法が1970幎代からあった。たた医療機噚業界においおは 囜際芏栌であるISO 14971が1990幎代から存圚した。 しばしば”クスリ”を逆に読めば”リスク”ず蚀われる。しかしながら、20䞖玀における医薬品の補造は、なんらかのガむドラむンもなく人の経隓ず勘に頌っおいたのである。品質リスクマネゞメントは、芁員の経隓ず勘に頌るのではなく、科孊的なリスクマネゞメントを実斜するこずが重芁である。 品質リスクマネゞメントにおいおは、医薬品の「品質」における欠陥が患者に及がす「健康被害」を管理する。医療機噚におけるリスクマネゞメントは、圓該機噚の故障が患者やナヌザに盎接圱響を䞎えるのに察しお、医薬品の補造におけるリスクは、䜕らかの倱敗事象が医薬品の品質に結果をもたらし、欠陥を持った医薬品が患者に投薬された際に䜕らかの健康被害を及がすず蚀った、いわば間接的なリスクマネゞメントである。これが「リスクマネゞメント」ではなく「品質リスクマネゞメント」ず呌ばれる所以である。 ぀たり、医療機噚等におけるリスクマネゞメントはダむレクト盎接的であるのに察しお、医薬品におけるリスクマネゞメントは品質を介しお患者に健康被害を䞎えるず蚀った、むンダむレクト間接的なリスクマネヌゞメントである。 è£œé€ æ‰€ã«ãŠã‘る構造蚭備等の欠陥故障、操䜜ミス等が医薬品の品質に及がす圱響を抜出するのである。なお、ICH-Q9は、医薬品のラむフサむクル党般開発、補造、配送、査察及び承認申請審査をカバヌしおいる。぀たり補薬䌁業のみならず芏制圓局も遵守矩務があるのである。たた医薬品補造のみならず医薬品の開発もその適甚範囲に含たれる。 品質リスクマネゞメントは、医薬品品質システムず衚裏䞀䜓をなし、ラむフサむクルモデルPDCAを基本ずしなければならない。぀たり、品質リスクマネゞメントは、決しお医薬品品質システムの1プロセスではない。たた、品質リスクマネゞメントを実斜する専門郚眲を蚭眮する蚳ではない。さらに、品質リスクマネゞメントを実斜するSOPを1冊䜜成する蚳でもない。芏制察象のすべおの既存郚門のすべおの既存SOPに品質リスクマネゞメントの抂念を入れ蟌たなければならないのである。 品質リスクマネゞメントでは、医薬品補造における「医薬品の品質に欠陥を生じさせるリスク」を適切にマネゞメント管理し、患者ぞの健康被害を防止するこずが目的である。䟋えば、・構造蚭備の故障・ヒュヌマン゚ラヌ・゜フトりェアのバグ・デヌタむンテグリティの欠陥等である。 䞀方においお、いたずらにコンプラむアンスコストをはね䞊げ、結果的に患者負担を増倧させないこずに留意しなければならない。リスクベヌスドアプロヌチをずるこず。 改正 GMP 省什においおは、品質リスクマネゞメント責任者を蚭眮するこずずなった。改正GMP省什 第3条の4 第2項 構造蚭備における品質リスクマネゞメントでは、故障、操䜜ミスヒュヌマン゚ラヌなどの倱敗事象に察しお、䞻にFMEAを䜿甚する。蚭備導入時に実斜するこず。適栌性評䟡クオリフィケヌションにおけるOQでFMEAを䜿甚し、リスクコントロヌルを怜蚌リスクが十分に䜎枛したこずを確認するこず。自動化装眮コンピュヌタ化システムでは、CSVを実斜し品質リスクを䜎枛するこず。 関連商品

Pharmaceutical, Validation

IOQの実斜に぀いお

IOQの実斜に぀いお 最近ではIQずOQを同時に実斜するケヌスが増えおいる。これは、2015幎にPIC/S GMP Annex 15 「適栌性評䟡ずバリデヌション」が改定されおから、IQずOQは同時に実斜するこずが可胜ずなったためである。OQは、通垞IQの埌に実斜されるが、装眮の耇雑さによっおは、同時にIOQずしお実斜しおも構わない。たたIQずOQの文曞を䞀぀にたずめおも構わない。 IQは、装眮、斜蚭、ナヌティリティもしくはシステムに぀いお実斜するこず。IQでは䞋蚘の項目などを実斜する。  1. ゚ンゞニアの図や詳述に察しお、構成芁玠、機噚類、装眮、配管工事やサヌビスの正しい蚭眮の盞互確認 2. あらかじめ定めた条件に察しお正しく据付けられたこずの怜蚌 3. サプラむダからのオペレヌション・䜜業芁領、メンテナンス芁件の収集ず照合 4. 蚈枬噚の校正 5. 建蚭材料の怜蚌 OQは、通垞IQの埌に実斜されるが、装眮の耇雑さによっおは、同時にIOQずしお実斜しおも構わない。OQでは䞋蚘の項目などを実斜する。  1. システムが蚭蚈どおり操䜜しおいるかを確かめるためのプロセス、システム、蚭備に関する知識を基に開発したテスト 2. 運転の䞊限及び䞋限「ワヌストケヌス」を確認するためのテスト 成功裏にOQが終了すれば、暙準䜜業手順および掗浄手順、䜜業者蚓緎や予防的メンテナンスの芁件等を最終化できる。 DQ、PQの省略に぀いお 最近では構造蚭備ずはカタログ品既補品を賌入するこずが倚く DQはほが実斜されなくなった。たたPIC/S GMP Annex 15によるず、PQはOQもしくはプロセスバリデヌションず合せお実行しおもよい。埓っお構造蚭備のバリデヌションにおいおDQやPQはほが実斜されない。 IQずOQが完了しおから、PQを実斜するこず。しかし、堎合によっおは、PQはOQたたはプロセスバリデヌションず合せお実行しおもよい。PQでは䞋蚘の項目などを実斜する。  1. ワヌストケヌスのバッチサむズで、補造甚原料、適栌性評䟡された代甚品、たたは通垞の運転条件で同じ挙動をずるこずが蚌明された暡擬補品を甚いたテスト。プロセスの管理状態を確認するために甚いるサンプリングの頻床が適切であるずいう根拠を瀺すこず。 2. 開発段階からの運転範囲を裏付ける文曞化された蚌拠がない限り、テストは意図したプロセスの運転範囲をカバヌするこず。 FAT/SAT

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